初心者のオバル攻略

オバルジグ初心者の皆様 ようこそ!

新しい釣りに戸惑う人も多いでしょう ここでは 鍵を握る事を話しましょう

まず 船の事を話します
オバルジグは軽い 現在 25gと30gを販売しておりますが
こんな軽い仕掛けで 海底まで届くのですか?

普通の船つりの感覚ですと 錘の重さは 水深と比例します
30号だと水深30m 20号だと20m 

重さで行くと 30号だと 100g近くあります
これを 30mの水深を 25gで届くものですか 
こんな事を考えていませんか
30号の錘を使う場合 両軸のリールに 4号 PEを巻く
これが 一般的

しかし PEラインは比重が軽いので 潮の流れに抵抗がかかるのです
そのため 錘を重くする

しかし 重い錘は落下速度が速いので 魚が餌を食べる前に海底に到着してしまいます

ロックフィッシュは ユックリ落下してくるものに反応するのです

ここからが大事です

それならば ユックリ落下する仕掛けを使えばいいですね
以外に 海底30m以上の場所で 使うには
売っていないのです

ユックリヒラヒラ沈んで 30m以上の海底を捕らえる仕掛け
これがオバルジグなのです

しかし これを沈めるのは 限界までのタックルが必要です

まず ラインから
私は フロロの2号を使っています
1.5号でも良いのですが
岩礁地帯も攻めますので 根ずれ対策です

砂地や中層を狙うのであれば フロロの1号でも何とかなります

PEならば1号前後

こんな細い糸に大物が来たら 切れるのでは

はっきり言います

切れません
フロロラインは全体的に伸びるのと 比重が高いので沈みも早い
ラインがクッションの役割をします

そして リールもドラグ性能が良いので 切れる前に 糸が出て行きます

そして ロッド
私は8フィート(240cm)のエギングロッドを使っています

ライトアクションのルアーロッドなら大丈夫

このタックルであれば
25gのオバルでも よほど潮が早くない限り風が強くない限り
海底まで沈みますよ

実際 私を含めて 仲間も実際釣っているし
オバル以外使っていませんので
誰でも大丈夫だという事です


そして オバルを海底に沈めるための アイテム

これは シーアンカー
これが無ければ釣りが出来ないくらい必要なものです

作る事も出来ますので 自分でつくるのもOK
もし作れなければ ご連絡くだされば 3800円で作りますよ



写真のものは
実際 レンタルボートに備え付けてるものです

傘を使って作っているのです
耐久性もあり 私のボートのシーアンカーは 10年近く使っていますが
トラブルがありません
このサイズで 3m前後のミニボートは大丈夫です


その前に シーアンカーって何。。。

船で釣っていると 船が流されますね

船が早く流されると 仕掛けが軽いと 海底に届かない

流される原因は 風によるものと 潮の流れによるものです
シーアンカーは 風による流れを 弱める装置です

これが無ければ 深い場所はよほど風が無くて 潮の流れが速くないときしか
釣りになりません

シーアンカーのメリットですが

風で船が早く流れるのを弱める事が出来る
ユックリ流れる事で 仕掛けが海底に届きやすくなる

一番のメリットは ユックリ流れる事で ポイントを広範囲に探れる
そして 
魚が仕掛けに食いつきやすくなる

流れが速いと 食い気が無いときに どこまでも仕掛けを追いません
早く流されると 釣れるべき魚も釣れていない事が多いのです

おばるで釣りをするのであれば シーアンカーは絶対に必要です



写真はレンタルボートの釣り風景ですが
船の並びが 風に向かって 同じ方向を向いているはずです
これはシーアンカーを使っているからです
この場所で水深40mくらいです
多分 オバルの30gで釣っています



その次に魚探
小さい船でもこれが無いと 釣果は半減以下です

海底の様子を探る
海底が岩礁なのか 砂地なのかの 判断
岩礁の荒さの確認 起伏が激しければ 魚も隠れ家が多いので 数も多い

次に水深
その日によって 水温の関係で 食いの立つ場所が違います

私は 朝一で 浅いところ 少し深いところ 深いところ
3箇所攻めます

これで 今日はどこの水深に魚が居るか分かるのです

大体 釣れるところはすぐに当たりが出ます

次々釣れるところは その日の 穴場

たまに釣れるところは 潮周りで食いが立つ所

あたりがまったくない所 やりません

こうして ポイントの特定をします


次に 魚探でベイトや 魚の群れを探します
真鯛つりや 回遊魚 ヒラメなど
小魚に付いている魚を狙うとき

魚探が無ければ まず無理でしょう

魚探に反応があったら
何の魚か見極めなければなりません
こればかりは 釣らないとはっきりしませんね

ベイトの写った場所から 風上に船を少し走らせて
シーアンカーを入れます そして ベイトの上を流されるように するのです

この場合 海底まで仕掛けを落として
しゃくります 当たりが無ければ 1m刻みで少しずつ巻いて止める巻いて止める
この場合 止めた後ユックリ聞き合わせを竿いっぱい行います

このときに結構当たりが出るのです

大体水深の半分くらいまでこの動作を繰り返して

何回か行って当たりが出なかったり 目当ての魚で無ければ
場所移動です

こんな事を繰り返して 魚が釣れるのです


難しいことはありません
必要なのは シーアンカーと魚探 
これだけあれば 釣れるはずですので。。。

魚探は高いものなので 大事に使いましょう
昨年 魚探が壊れてしましました

防水といえども 年数で 水の浸入はあるはず

それで こんなものを買いましたよ
ホームセンターで売っている ものです
1200円くらいですね
前から持っていたのですが 不精して使っていませんでした

今回新しい魚探を譲ってもらったので
こんな状態で使う予定です



そこに穴を空けて振動子を通して 
本体はベンクロで止める予定です



これがあるだけで 本体の寿命は延びますよね
潮も掛からないし 雨の日もぬれないですみますから




また書きますので ご覧下さい